妊娠中の歯科治療について、

妊娠時はエストロゲンとういう女性ホルモンが多量に分泌される様になります。

エストロゲンが歯肉溝(歯と歯ぐきの境目)から流出してくると
それを大好物としている歯周病菌が増えてきます。

その菌が増加する事によって、歯茎が腫れたり、
歯茎から出血したりすると「妊娠性歯肉炎」が起こるのです。


妊娠性歯肉炎は妊娠2~3カ月から見られ、妊娠中期にひどくなります。


妊娠中は心身ともに不安定になりやすので、
歯の治療も安定期(5~7カ月)に行う事をオススメします。

歯周病は陣痛を引き起こすプロスタグランジン産生を促進させてしまうので、
早産や低体重出産の可能性も引き起こしてしまいます。


ですのでお口の状態を出来るだけ綺麗に保つ事が大切です。


妊娠中はつわりなどで、辛い時期が多いかと思います。


個人差はありますが、無理せず、つわりが終わる頃(5か月位)に、
一度、歯医者で検診を受ける事をオススメ致します。



高槻 歯医者
高槻ウィズデンタルクリニック
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