8020(ハチマル・ニイマル)運動は、
すでに耳にされた方も多いと思いますが、どんな運動なのでしょうか。
この運動は、平成元年以来、厚生労働省と日本歯科医師会が
中心となって進められたもので、80歳になっても自分の歯を
20本以上保とうというものです。
これはただ単に80歳になったときの問題ではなく、
たくさんの歯を残すことが健康につながり、長い人生を楽しく生き生きと送れる
というところから出発しています。
むし歯は生活習慣病と言われますが、子供の頃からむし歯予防の習慣が身につけば、
それが歯周病予防にもつながり、やがては8020の達成へとつながるのです。
高齢化社会を迎え、日本人の平均寿命は80歳を超えました。
自分の歯が20本以上残っていれば、なんでもおいしく食べられます。
しかし現状は平均11本しか自分の歯が残っていません(平成23年度歯科疾患実態調査)。
健康で楽しい毎日を過ごすためにも、日頃から歯の健康に気をつけ、8020をめざしましょう。